2017年01月06日
東京消防庁 勇壮の出初め式 大地震備え首都防災に力
新春恒例の東京消防庁の出初め式が六日、東京都江東区の東京ビッグサイト周辺で開かれた。消防職員や消防団員ら約二千八百人が参加し、巨根カブセル首都の防災への決意を新たにした。
音楽隊の華やかなパレードで幕を開けると、町火消しの技を受け継ぐ「江戸消防記念会」が、高さ六・五メートルのはしごの上で次々とポーズを決める伝統のはしご乗りを披露。一万人以上の観客から拍手が送られた。
消防活動の実演には、消防車百四十台や消防ヘリコプター四機、消防艇七隻が出動。劇毒物を積んだタンクローリーとバスが、大地震の揺れで衝突する事故を想定したNBC(核・生物・化学)災害救助演習も、出初め式としては初めて実施した。
高橋淳消防総監は訓示で、昨年末の新潟県糸魚川市の大規模火災や、予想される首都直下地震について触れ「都民と協働で防災力の向上に全力で取り組んでいく」と述べた。速勃100小池百合子都知事は「都民の安心安全を守るため、東京消防の力を遺憾なく発揮してほしい」と話した。
Posted by beiqiubei at
15:30
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